ゴールドカードは一般的なクレジットカードよりも、ステータスが高いという魅力があります。
収入や身分が保証されている印象があるため、ちょっとした支払いの瞬間にゴールドカードを使っていると、一目置かれるかもしれません。
しかし実際のところ、ゴールドカードの中には、世間の想像よりも取得しやすいものは少なく無いのです。プラチナカードやブラックカードと比較すると、ゴールドカードは審査も比較的容易です。
今回は、あなたの評価アップを手助けしてくれるゴールドカードの選び方を、詳しく紹介していきましょう。
目次
ステータスの高いゴールドカードはどうやって選べばいいのか?

クレジットカードとしての認知度が高いゴールドカードを選ぶ
誰もが耳にしたことがある有名なクレジットカード会社や、長い歴史や大きなブランド力のあるクレジットカード会社が発行しているゴールドカードは、やはり高いステータスを持ちやすいです。
入手難易度が高いゴールドカードを選ぶ
ゴールドカードを手に入れるためには、審査を通過する必要があります。しかし、この審査の難易度は、カードごとに大きな差があります。
審査難易度が高くなりやすい条件としては、以下のようなものが挙げられます。
- 申請時に年齢制限がある
- 審査時に「本人に安定した収入がある」「本人に継続した収入がある」という条件が出されている
- 審査時に身分の制限がある
年齢や収入は、返済能力を判断するために使われます。
勤続年数が長く、正社員のように安定した身分であれば、カードを使った分、返済されなくなってしまうリスクは少なくて済みますからね。
加えて、ゴールドカードを積極的に使ってくれる人の方が良いですから、年収は高い方が歓迎されやすいのです。
また、審査時の身分制限とは、「高校生を除く」「学生を除く」「本人に収入がある」などの条件を指しています。
学生や専業主婦でも取得できるゴールドカードは増えてきました。取得しやすい分、身近すぎてステータスは低めです。
学生や主婦、あるいはアルバイトやパートでは取得できないゴールドカードの方が、ステータスは高めになるでしょう。
機能やサービスが充実しているゴールドカードを選ぶ
ゴールドカードのステータスは、やはり使わないと発揮されません。一目置かれるためには、ゴールドカードならではのサービスが提供されるシーンを見せなくてはいけませんよね。
たとえば、旅行に行くことが多い人であれば、傷害保険が充実していると、事前準備をスマートにこなすことが出来ます。
ゴールドカード会員専用の予約サービスがあれば、ホテルや旅館の予約も入れやすいですし、会員限定の特別料金で案内してもらえるでしょう。
オトクなツアーやパック、旅行先でのレジャー予約、レストラン予約などでも、ゴールドカードならではのステータスを示しやすいです。
家族特約がついていると、より使いやすくて人気があります。
緊急時の対応カウンターが設置されているゴールドカードだと、出先で体調を崩してしまったときや、ホテルや手荷物関係のトラブルが発生したときでも安心です。
「いざという時に頼りになる」という評価にも繋がるかもしれませんね。
ビジネスで飛行機を頻繁に利用する人であれば、空港ラウンジが利用しやすいゴールドカードがおすすめです。
ほとんどのゴールドガードには、空港ラウンジの利用権がありますが、利用できるラウンジの数はそれぞれ違っています。

世界中の上質ラウンジを利用できる「プライオリティ・パス」を発行できるゴールドカードも、ステータスを示すのにぴったりです。
加えて、手荷物配送サービスやクロークサービスがあるゴールドカードもおすすめです。空港がより快適に利用できると、同伴者からの評価も上がりやすいですよ。
ゴールドカード会員限定のサービスが豊富ですから、空港スタッフのより良いサービスを受けることも可能になるのです。
特に、航空便遅延費用が補償されるゴールドカードは、使い勝手が良くて重宝します。
その他にも、なかなか予約が取れない人気レストランや料亭を、優先して案内してもらえるサービスもあります。
複数人でコース料理を予約すると、一名分が無料になるサービスや、希少なワインの電話オーダーサービス、カーシェアやゴルフの優待チケットなど、ゴールドカードには多様なサービスがあります。
「あなたが特に利用するサービス」や「ステータスを示したい相手と利用するサービス」が優れているゴールドカードがおすすめです。
一目置かれやすいオススメのゴールドカード

それでは、よりステータスを高く見せられるゴールドカードを、いくつかピックアップして紹介していきましょう。
JCBゴールド

JCBが発行しているプロパーカード「JCB ORIGINAL SERIES」のゴールドカードが、JCBゴールドです。
日本国内でトップクラスの知名度を誇るクレジットカード会社が発行しているため、ネームバリューもばっちりですよね。安定した国際ブランドなので、グローバルなステータスにも不足は無いでしょう。
特に東南アジアでの勢力が強いため、海外旅行や出張が多い人にも重宝されています。
年会費は10,000円。ゴールドカードの中では、平均的な価格です。この年会費は翌年以降に発生するもので、入会した初年度は無料で利用することができます。
家族カードは1名まで無料で発行できます。2人目以降も、1枚1,000円で発行できるため、家族全員で利用できる便利さも魅力となっています。
本人の継続年収という都合上、審査はやや厳しめと考えられています。専業主婦や勤続年数が低い人、年収が低めの人は取得しにくいゴールドカードであるため、そう言った意味でもステータスは高めでしょう。
ポイント還元率は、優待店舗やサービスによってはかなりアップします。
コンビニやスーパー、チェーンレストラン、カフェ、ガソリンスタンドや引っ越し業者まで、幅広いジャンルに対応しているため、日常生活でも効率良くポイントを貯めることが出来るでしょう。
その上、「Oki Dokiランド」というポイントモールを設置しているため、ここを経由することによって、ネットショッピングのポン糸還元率もぐっとアップします。
もちろん、ポイントの還元先も選択肢豊富で使いやすくなっています。各種電子マネーや商品券をはじめとして、ANAマイルや自治体ポイントへの還元も可能です。
そして、JCBゴールドは旅行傷害保険が充実しています。
海外旅行傷害保険は自動付帯となっており、最高で1億円まで受け取ることが出来ます。
その上、国内旅行傷害保険も自動付帯となっており、最高で5,000万円までの保険金が受け取れます。
入院時や手術時、通院時にも補償が受けられるため、万が一の際の安心も手に入れることができるのです。加えて、日々の健康管理においても、豊富なメリットがあります。
人間ドッグサービスがあるため、全国各地の提携している医療施設を、ゴールドカード会員限定の優待価格で利用できます。
「ドクターダイレクト24」では、24時間365日、医療専門家への質問が可能。小さな子どもやお年寄りを抱えている方の、緊急対応へのアドバイスももらえます。
設置されている電話窓口は、健康関連だけではありません。
「JCB暮らしのお金相談ダイヤル」では、年金や税金の質問をはじめとして、資産運用の相談なども行っています。
希望する会員には、ファイナンシャルプランナーや税理士も紹介しています。個人の家計から事業運営まで、多岐に渡って丁寧な相談を行えるのです。
当然、JCBゴールドのカードそのものについても質問窓口が設置されています。
ゴールドカード専用の窓口となっているため、混雑してなかなか繋がりにくいというリスクも回避できます。フリーダイヤルなので通話料もかかりません。
その他にも、JCBゴールドならではのメリットはたくさんあります。
「JCBゴールド ゴルフサービス」は、人気ゴルフコースの予約や優待プランの紹介が受けられます。対応ゴルフ施設は、全国でなんと1,200箇所以上となっています。
「JCBゴールド グルメ優待サービス」は、全国各地のレストランで、飲食費が20%割引になります。
対象のレストランには、人気の高級レストランもたくさんあるんですよ。ヒルトンやニューオータニなど、ラグジュアリーな気分を味わえる施設も含まれているんです。
全国各地の主要空港ラウンジも無料で利用できます。同伴者1名まで無料で利用できる上、家族会員の場合も同じ条件が適応される仕組みです。
そして、JCBゴールドは、更に上位カードである「JCBゴールド ザ・プレミア」へのインビテーションを受け取れるゴールドカードでもあります。
完全招待性のカードなので、JCBゴールドの利用履歴次第で取得できるのです。
プライオリティ・パスの無料発行や、「JCBプレミアムステイプラン」の利用など、様々なメリットがあり、より高いステータスの取得も可能になりますよ。
三井住友VISAゴールドカード

三井住友VISAカードの上位カードが、三井住友VISAゴールドカードです。
ヤングゴールドカードとして、30歳までをターゲットにした「三井住友VISAプライムゴールドカード」もありますが、こちらは30歳以上限定のゴールドカード。更にステータスを高く演出することができます。
三井住友という、誰も聞いたことのあるブランド力があるため、高ステータスを狙いたい人にぴったりでしょう。
年会費は10,000円。ただしウェブから申し込みをすれば、入会初年度は無料で利用することができます。
家族カードは、1名は無料で取得。2人目からは、1人につき1,000円で取得できるという手ごろさが魅力となっています。
ポイント還元率は0.5%から1.0%ですが、提携施設やキャンペーンによるポイントアップも多いです。前年度の支払い総額に合わせて、ボーナスポイントももらえるため、効率良くポイントを貯めやすいゴールドカードでもありますね。
そして海外旅行傷害保険も国内旅行傷害保険も自動付帯になっているのも、かなり大きなメリットだと言えるでしょう。
最大5,000万円の保険金を受け取ることができるほか、救援者費用も最高500万円まで用意されていますし、家族特約もあります。
「VJデスク」という日本語サポートデスクで設置されており、主要都市56箇所で日本語サポートをを受けることができます。
旅行中のクレジットカードやパスポートの紛失はもちろん、ホテルのやレンタカーのトラブル、観光案内や各種チケットの手配、ガイドの申し込みなども可能です。
お土産の宅配サービスやクーポンの提供などもあるため、海外をより快適に過ごしたい人にぴったりでしょう。かなり手厚い対応が受けられるため、ステータスのアピールにもうってつけです。
また、旅行が多い人は会員専用の「VJトラベルデスク」の利用もおすすめです。国内外問わず、ツアーやパックが3%から5%まで割り引きで申し込めるのです。
加盟店優待プログラムも利用できますし、レンタカーのメンバーシップサービスである「ハーツGoldプラス・リワーズ」への無料入会も可能です。
専用のパーキングが利用できる上、現地にはフロントも設置されていますから、免許証の確認や鍵の受け渡しもスマートに行えます。
もちろん、旅行をあまりしない人にも様々なメリットがあります。
たとえば、三井住友VISAゴールドカードには「お買い物安心保険」というショッピング補償もついています。なんと補償限度外は年間300万円までです。
自己負担は都度3,000円発生するものの、90日間も対象期間となっているため、万が一に備えたい人にもぴったりのゴールドカードとなっているのです。
更に、写真入りのICカードの選択できるため、不正利用によるリスクを、ぐっと引き下げることも可能です。
「VpassID安心サービス」も用意されているため、万が一不正利用されてしまった場合でも、一定の補償を受けることが出来ます。このセキュリティ力は、VISAインターナショナルから、アジアで唯一表彰されたほどのものです。

- 三井住友VISAゴールドカードと一体型のもの
- おサイフケータイ
- iD専用カードの発行
3つのどれかから選択可能です。年会費も手数料も一切発生しません。
Apple Payにも対応しているため、キャッシュレス生活を目指している人にもぴったりでしょう。
そして、三井住友VISAゴールドカードの更に上の「三井住友VISAプラチナカード」が欲しい人にもおすすめです。
三井住友VISAプラチナカードは、インビテーション制を取っていないため、審査が厳しくなりやすいです。そのため、三井住友VISAゴールドカードで安定した利用実績を作っておくと、審査に通過しやすくなるんですよ。
JAL CLUB-Aゴールドカード

JAL(日本航空)の飛行機をよく使う人に、特におすすめしたいのがこのJAL CLUB-Aゴールドカードです。マイルが圧倒的に貯まりやすく、飛行機や空港におけるサービスが非常に手厚いのです。
旅行に同行した同僚や友人、恋人やスタッフからも、一目置かれやすくなるかもしれません。
年会費は16,000円。ゴールドカードの中では、平均よりもやや高めの金額になります。家族カードは1枚につき8,000円。1名分までは無料で発行できるゴールドカードが多い中で、こちらもやや高い設定ですね。
しかしその分ポイント還元率が高く、デフォルトで1.0%。前述したようにマイルの還元率も高く、1.0%から2.0%となっています。
フライトマイルボーナスが、下位カードの「JALカード」に比べて、2.5倍も加算されるんですよ。
その上、従来であれば年会費3,240円が必要だった「ショッピングマイル・プレミアム」が無料になり、100円で1マイル貯められます。
全国各地に40,000店舗以上の特約店があり、レストランやカフェ、ガソリンスタンドやホテルなどの支払いでもマイルが貯まるのです。
電子マネーとの結びつきも強く、WAONはチャージだけでもマイルが貯まります。
ボーナスマイルも豊富で、搭乗ごとに区間マイル25%アップ、毎年初回登場で2,000マイルプレゼント、入会搭乗ボーナスで5,000マイルプレゼントという魅力もあります。
JALのビジネスクラス用チェックインカウンターを利用できるのもポイントです。たとえエコノミークラスで搭乗した場合でも、ハイクラスのカウンターで対応してもらえます。

空港内では、ゴールドカード会員用のラウンジが利用できるのはもちろんのこと、各ショップでの割り引きサービスも充実しています。免税店でもオトクなショッピングが出来ますよ。
VISAとMasterCardの場合は、「20歳以上、一定以上の勤続年数・営業歴と安定収入がある方」、JCBの場合は、「20歳以上でご本人に安定継続収入のある方」となっています。
それぞれ多少の差異はあるものの、会社員や自営業に関わらず、年収や勤務における信頼度が詳しくチェックされると考えて良いでしょう。
あらかじめ条件が詳しく明記されているということは、それだけ審査が厳しいということです。前述したように、取得難易度が高いほど、ゴールドカードとしてのステータスも上がりやすいです。
とは言え、その分各種サービスや機能が非常に充実していることは言うまでもありません。
海外旅行傷害保険は最高で1億円、国内旅行傷害保険は最高で5,000万円の補償が受けられます。家族会員も、本会員と同様の補償が受けられるのもポイントですね。
海外旅行傷害保険の方は、家族特約もあるので、カードを取得できない子どもがいる家庭にもおすすめです。
また、ショッピング保険や海外航空便遅延の見舞金制度もありますから、国内外への移動が多い人に重宝すること間違いなしでしょう。
世界51カ国で日本語対応をしてくれる「海外トラベルデスク」も設置されています。
万が一、旅行中にクレジットカードを紛失してしまった場合でも、臨時発行サービスもあるので、現地でもスマートに振舞えます。
更に、JAL CLUB-Aゴールドカードには少し珍しい保険としてゴルファー保険も用意されています。国内でも海外でも、ゴルフプレイ中に発生したトラブルに対して、最高1億円の賠償責任保険が出るのです。
傷害保険も最高で300万円まで、入院から最高180日間まで4,500円を受け取れるなど、魅力的な補償が自動付帯となっているのです。
ゴルフが趣味の人はぴったりのサポートでしょう。
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード

アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードは、世界的に見てもステータスが高いゴールドカードです。
年会費は29,000円。数あるゴールドカードの中でも、トップクラスの高さとなっています。
これに見合うくらいの特典内容もありますし、ブランド力も非常に強いため、プラチナカードクラスだと捉える人も少なくありません。
入会初年度は無料で利用できるので、1年間トライアルで使ってみる人も少なくありません。
家族カードは1名まで無料で発行できます。2枚目からは、年間12,000円ずつ。家族カードの年会費としても高い方ですが、所有者並みの特典があります。
とは言え、利用限度額が個人の審査結果にへって変動するため、通過難易度は一定では無いのが特徴です。
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードにはいくつかのメリットがありますが、空港利用が非常にスムーズになるのは大きいです。
主要都市の空港ラウンジは、ゴールドカード会員本人が無料で利用できるのに加えて、同伴者も1名まで無料です。
プライオリティ・パスも無料で取得できるため、世界140カ国の上質なカードラウンジが利用可能になります。取得できるのはスタンダード会員資格なので、家族会員もパスの無料取得が可能です。
海外の有名ラウンジはもちろんのこと、国内でも人気の「KAL Business Class Lounge」や「IASS EXECUTIVE LOUNGE」が利用できるのです。
加えて、空港のパーキング料金や送迎タクシー料金が割引になるサービスもあります。手荷物の宅配サービスや、空港クロークも無料で利用できるので、大きなスーツケースで疲労することも無くなりますね。
海外旅行傷害保険は、最高で1億円の補償。家族特約で、同行していた家族も最高で4,000万円の補償が受けられます。
家族カードを取得していれば、会員本人と同額の補償が受けられるのもポイントですね。
航空便の遅延保険もあり、乗り継ぎ遅延や受託手荷物遅延などで、最高40,000円を受け取ることが出来ます。
「オーバーシーズアシスト」という、海外旅行中の専用デスクもあります。
病院の紹介からハイヤーの予約まで、多岐に渡って利用できる便利なサービスです。
現地で万が一のトラブルに巻き込まれてしまったとき、日本語で速やかにサポートしてくれます。緊急の弁護士紹介や費用の立て替え、通訳の派遣まで行ってくれるんですよ。

もちろん、旅行をしない人にとっても、アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードはステータスばっちりのアイテムとなってくれます。
たとえば、「ゴールド・ダイニング by 招待日和」という専用サイトは、国内外で約200店舗の対象レストランで、所定のコース料理を2名以上で予約すると、なんと1名分無料になるというサービスです。
オンラインから予約できるので、いつでも簡単かつ手軽に、豪華な料理が堪能できるのです。大切な接待や、気合を入れたいデートのときにも利用出来ますよね。
また、それ以外にも各種レストラン優待はかなり充実しています。
「American Express Invites」というサービスで、料金が最大20%オフになることもあります。
「ゴールド・ワインクラブ」では、専用の窓口を設置し、腕利きのソムリエやバイヤーがワイン選びを手伝ってくれます。もちろんワインに関する質問にも応じてもらえますし、なかなか手に入らない人気ワインの購入も可能です。
ギフトボックスのサービスもあるため、ハイクラスのプレゼントを贈りたいときにもぴったりですよね。
他にも、新国立劇場や丸の内コットンクラブの会員限定特典や、カーシェアリングの割り引きサービスなど、幅広いサービスが受けられます。
会員限定のイベントが開催されることもあるんですよ。
そして、ゆくゆくはアメリカン・エキスプレスのプラチナカードやブラックカードを手に入れたいと思っている人にも、アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードはとても重要な役割を果たしてくれます。
更に高いステータスをアピールできる、上位クラスのカードは、インビテーションを貰わないと取得できません。
そのため、アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードで利用履歴を重ねることが重要になるのです。
「アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード」の公式サイトはこちら
ダイナースクラブカード

ダイナースクラブカードは、名前の通り厳密に言うとゴールドカードではありませんが、匹敵するステータスを誇っているため紹介します。
発行しているのは、三井住友トラストクラブです。「Diners Club」として国際ブランドを持っており、世界的にも一定の知名度を誇っています。
日本で初めて生まれたクレジットカードです。特に北米での広がりが大きいことで知られており、海外旅行や出張が多い人は重宝しやすいのが特徴です。
特にハワイに観光に行くときは、ダイナースクラブカードがとんど使えるとまで言われています。グローバルなステータスも十分期待できるというわけです。
年会費は22,000円。家族カードは1名につき5,000円となっています。ゴールドカードの年会費と比較しても、平均より高めの金額ですね。
家族カードの金額も決して安くはありませんが、ポイントを家族全員で合算して貯めることができるため、メリットは大きいです。
また、ダイナースクラブカードはETCカードの発行手数料や年会費が一切かからないのも魅力です。以前は有料でしたが、特典内容の改善で無料になったんですよ。
申し込みが出来るのは、27歳以上です。入会基準についてこれ以外の記載はありませんが、利用限度額も一律ではないため、審査難易度は個人によって変動すると考えて良いでしょう。
とは言え、トップレベルのゴールドカードに匹敵する特典内容と、ステータス十分なブランド力がありますから、決して簡単な審査ではありません。
多くのゴールドカードが、空港や旅行関係に特化している中、ダイナースクラブカードはレストラン関係の特典が充実しています。
「エグゼクティブダイニング」という、カード会員専用のサービスがあり、コース料理が2名分のうち1名分無料になるのです。
対象となっているレストランは、ミシュランで星を獲得した人気フレンチから、本格的な和風割烹まで多岐に渡っています。
グルメをたっぷり楽しみたい人には、うってつけのクレジットカードなのです。もちろん、その他の提携レストランやカフェの優待も充実しています。
飲食代の大幅な割引サービスはもちろんのこと、限定クーポンの発行や、ポイント還元率のアップなど、特典の幅もかなり広いと言えるでしょう。
また、コナミスポーツの法人会員になれるというメリットもあります。
大手フィットネスクラブとして、全国各地の支店がありますよね。手頃な料金で、充実したジム施設を利用することができます。
多様なショッピングにも対応しており、ポイント還元率がアップする提携先は、コンビニからスーパー、百貨店からガソリンスタンドまで非常に豊富なジャンルとなっています。
公共料金の支払いでもポイントが貯められるので、生活のほとんどをダイナースクラブカードで支払う人もいるくらいです。

楽天市場やYahoo!ショッピング、TSUTAYAオンラインや高島屋オンラインストアなど、ネット通販を多様する人にもおすすめです。
これほど日常使いにメリットがあるとは言え、旅行関係や空港関係のサポートにも不足はありません。
各航空会社のマイルにポイント移行が出来る上、ファーストクラスやビジネスクラスだと、還元率が32%にアップも可能です。マイルに有効期限が無いため、がっつり貯めておくこともできますよ。
世界800カ所にある、ダイナースクラブ専用のクラブラウンジが利用できるのもメリットのひとつです。ゴールドカード会員が無料で利用できる空港ラウンジよりも、更にワンランク上のサービスを受けられます。
家族会員はもちろん、同伴者も割引価格で利用できますから、ステータスアップにも最適でしょう。
国内主要空港のVIPラウンジも利用できるので、空港の待ち時間を、より上質で快適なものに変えられるのです。
軽食ビュッフェや無料のアルコールサービスなどが人気を博しています。加えて、ダイナースクラブカードは世界中に提携ホテルがあります。
「クラブホテルズ」というサービスを利用すれば、割り引き価格での宿泊はもちろん、無料のグレードアップや朝食サービス、シャンパンプレゼントなどの歓迎が受けられます。
リッツロンドンやパークハイアットニューヨークなど、名だたる有名ホテルも対象に含まれていますから、ビジネスでもプライベートでも、ハイクラスの宿泊体験が可能になります。
そして、ブラックカードが取得しやすくなるのも、ダイナースクラブカードの大きな魅力です。
正式名称は、「ダイナースクラブプレミアムカード」です。完全招待性のクレジットカードなので、ダイナースクラブカードを使うことでインビテーションを獲得しなければ取得できません。
積極的に利用履歴を重ねていくことで、更に上のステータスを目指せると言えるでしょう。
まとめ
いかがでしたか?ゴールドカードは、様々な特典内容はもちろんのこと、あなたのステータスを示す重要な役割も果たしてくれます。
使うことで一目置かれるクレジットカードなら、積極的に活用していきたいところですよね。
そのためには、自分にとってより役立つゴールドカードを取得することが欠かせません。
いくつかのゴールドカードを紹介しましたが、それぞれ特徴は異なっています。
年会費にも差がありますから、受けられる特典内容と照らし合わせて、よりコストパフォーマンス良く、あなたのステータスをアップ出来るゴールドカードを選びましょう。
比較的取得しやすいゴールドカードが登場しつつあるからこそ、本当にステータスが期待できるゴールドカードを、しっかり見極めるようにしてください。