ゴールドカード審査通過に必要な年収をカード会社別に比較

立派な一社会人の証明にもなる「ゴールドカード」は、一般的なクレジットカードよりも、ワンランク上のアイテムです。

利用可能限度額も高めに設定されていますし、ポイント還元率がアップしたり、提携している商業施設で様々な優待が受けられたり、空港ラウンジの利用や、旅行時の付帯保険の充実など、多様なメリットが期待できますよね。

man
「そんなゴールドカードですが、気になるのはどのくらの年収があれば手に入るのかということでしょうか?」

一般的なクレジットカードよりも、高い年収を証明できないと、審査に受からないイメージがあるはずです。

man
「そろそろゴールドカードが欲しいな。」

と思いつつ、どの程度の年収があれば取得できるのか分からず、躊躇してしまっている人も多いでしょう。

今回はそんなあなたのために、ゴールドカードと年収の関係を、徹底的に解説していきます。

おすすめのゴールドカードやクレジットカード会社、審査を通過する条件やノウハウなどを、詳しく紹介していきます。

これからゴールドカードを持とうと思っているあなたも、今持っているカードを再検討したいあなたも、是非チェックしてみてください。

Q.「ゴールドカードを取得できる年収はいくらなのか?」

Q.「ゴールドカードを取得できる年収はいくらなのか?」
teacher
A.「申請するゴールドカードによって違います。」

ただなんとなく、「ゴールドカードはお金持ちが持つクレジットカード」という風に認識している人も少なくありませんよね。

名前通りの金色のデザインが、それを助長しているのかもしれません。

しかし、実際に審査を通過するために必要な年収は、それぞれのゴールドカードによって大きく異なっています。

一口にゴールドカードと言っても、クレジットカード会社によって、サービスやプランも違っているわけですから、年収にも当然差があるというわけです。

また、2000年代前半ごろまでは、ゴールドカードは最低でも500万円以上の年収がないと取得できないと言われていました。

しかし、近年では500万円以下の年収でも、取得しやすいゴールドカードが増えて来ています。より自分に適したゴールドカードを見つけやすくなっているというわけですね。

いくつかのゴールドカードをピックアップして、審査を通過するために必要な年収や、それぞれのカードの特徴を紹介していきましょう。

エポスゴールドカード

エポスゴールドカードは、新規で申し込みをする場合、年収400万円以上ほどが目安となっています。

勤続年数は、大体5年以上だと考えるのがと良いでしょう。「申し込みが出来るのは20歳以上、学生は不可」という条件も出されています。

年会費は初年度が5,000円、以降は無料というのが基本的な設定です。

これだけでも、以前のゴールドカードの基準と比較すると、申し込みやすいと言えるでしょう。

ただしこれらはあくまで、「新規」でエポスカードを申し込む場合の条件です。これまでにエポスカードを使用したことがない人に、設定されているボーダーだと考えてください。

エポスゴールドカードの下には、一般的なエポスカードの存在があります。

これまで通常のエポスカードを使っていた人であれば、この年収や勤務年数の条件は、ぐっと下げられるのです。

エポスカードで、年間50万円以上を使っていると、エポスゴールドカードのインビテーションが届きます。

このインビテーションからゴールドカードの申し込みに進むと、年収が400万円に満たない人や、勤続年数が短い人であっても、カード取得が格段に進めやすくなるのです。

その上、インビテーションでの取得であれば、初年度を含め、年会費は永久無料というメリットもあります。

年収が低くても、負担を軽くゴールドカードを利用できるというわけなのです。

「エポスゴールドカード」の公式サイトはこちら

MUFGカードゴールド

三菱UFJ銀行が提供しているゴールドカードが、このMUFGカードゴールドです。

年会費がかなり手ごろな設定となっており、取得初年度は無料、翌年からも年間1,905円という安さが魅力です。18歳以上で学生でなければ、誰でも申し込みが出来るため、比較的手軽に取得しやすいのです。

年収の目安は、およそ200万円から250万円以上があれば取得できると言われています。

この安さの理由は、前述したように、若年層でも申し込みやすいという条件が関係しています。勤続年数が3年未満でも、ゴールドカードの取得に成功した例がたくさんあるのです。

もちろん、取得しやすいだけではなく、ゴールドカードとしての機能性も優れています。

三菱UFJ銀行のATM利用手数料が、回数無制限で無料になるため、メインバンクとして利用している人から人気ですね。

その他にも、三菱UFJグループの様々な特待が受けられますし、誕生月はポイント還元率も大幅にアップします。ゴールドカードならではの付帯保険も充実していますし、全国各地の主要空港のラウンジも利用できます。

オンラインから申し込みもできますし、審査にかかる期間も短いため、スムーズかつスピーディにゴールドカードを手に入れたいときにも向いているでしょう。

「MUFGカードゴールド」の公式サイトはこちら

dカードGOLD

ドコモが発行しているゴールドカードが、このdカードGOLDです。

年会費は10,000円でゴールドカードとしては、ごく平均的な金額設定です。

取得の目安年収は、およそ300万円以上でしょう。申請条件には、「学生以外の満20歳以上で、安定した継続収入があること」とあります。

職種は契約社員や派遣社員、自営業や自由業、年金受給者やアルバイト、パート、専業主婦でも申し込めるようになっています。

dカードGOLDはドコモユーザー以外でも利用できますが、やはりドコモを利用していた方が、圧倒的にメリットが多いです。

携帯料金やネット料金の支払いだと、ポイント還元率がぐっとアップします。万が一、スマホを紛失してしまちったり、修理出来ないほどの故障に見舞われてしまった場合でも、本体購入から3年以内であれば、最大10万円の補償もしてもらえます。

もちろん、携帯分野以外でのサービスも充実しています。

全国の主要空港のラウンジを無料で使うことができますし、国内外共に旅行保険も手厚く用意されています。海外旅行保険は最大で1億円まで、国内旅行保険は最大で5,000万円まで受け取ることができます。

空港便遅延費用特約や、無料の緊急サービスもそろっているため、ビジネスで移動が多い所有者からも支持されています。

ショッピング保険もあり、リボ払いや分割払いにも対応してくれます。

ローソンをはじめとして、コンビニやレストランなどの提携店が多いため、ポイントを効率良く貯めつつ、キャッシュレスな生活を送りたい人にも良いでしょう。

更に、dカードGOLDは家族カードが1枚まで無料で発行できます。所有者本人と同じ待遇が受けられるので、家族で利用するのにもおすすめのゴールドカードとなっています。

「dカードGOLD」の公式サイトはこちら

JCBゴールドカード

JCBゴールドカードは、日本唯一の国際クレジットカードブランドが提供しているゴールドカードです。グローバルな視点から見ても、ステータス値が高いゴールドカードのひとつですね。

審査通過のために必要な年収は、300万円から500万円ほどでしょう。学生を除く20歳以上で、本人に安定した収入がある人が対象です。

専業主婦や業務委託だと、場合によっては審査通過が難しいかもしれませんね。

年会費は10,000円ですが、入会初年度は無料です。ゴールドカードの年会費としては、ごく一般的ですね。

ETC会員は無料ですし、ポイント還元率も安定しており、旅行から日常生活まで、幅広いシーンで利用しやすいゴールドカードとなっています。

特に、各種保険が充実しているのが大きなメリットとなっていますね。海外旅行損害保険は、最高で1億円まで補償されるんですよ。

治療や死亡、後遺症への手当てはもちろんのこと、携帯品損害や賠償責任、救援者費用等もばっちりです。ゴールドカード所有物ではない、家族への補償もしっかり設定されています。

また、「GOLD Basic Sewvice」も、JCBゴールドカードの大きな魅力のひとつです。

全国各地の提携レストランやカフェで、最大20%の割引が受けられたり、JCBトラベルデスクでポイントを効率良く貯められたりするのです。

ゴールドカード会員専用のデスクが用意されているため、一般会員よりもスムーズな問い合わせも可能となっています。

そして、JCBゴールドカードは審査にかかる時間もとても短くて済みます。ウェブ上から申し込んだ場合は、最速で1時間以内に審査結果が出ます。

たとえ審査に時間がかかった場合でも、2日から3日程度です。審査終了後のカード発送も、5日から1週間程度となっています。

「JCBゴールドカード」の公式サイトはこちら

SuMi TRUST CLUB ゴールドカード

三井住友信託銀行が発行しているゴールドカードが、SuMi TRUST CLUB ゴールドカードです。年会費は12,000円です。

平均よりはやや高めの金額設定ですが、ポイント還元率が非常に高いことや、三井住友銀行の利用に様々なメリットがあることから、高い人気と信頼度を誇っているゴールドカードと言えます。

入会基準の目安が公開されており、「25歳以上、年収400万円以上」となっています。国際ブランドとしてVISAとMasterCarsがあるため、汎用性が高く、海外旅行や出張が多い人にもおすすめです。

国内、海外ともに旅行保険も充実しています。自動付帯ではないものの、補償内容はかなり手厚くなっています。海外旅行傷害保険とショッピング保険は、最高で7000万円まで受け取ることができます。

主要空港のラウンジを利用できるのはもちろんのこと、プライオリティ・パスを年会費無料で取得できるのも魅力ですね。世界850か所以上のVIPラウンジが、27ドルで利用できるようになります。

加えて、SuMi TRUST CLUB ゴールドカードには、手荷物配送サービスもあります。空港から自宅まで、手荷物をひとつ無料で送ることができるため、より身軽な移動を実現することが可能です。

このように、ゴールドカードの名前にぴったりのトラベル関係のメリットが多いですが、もちろん日常生活でも使いやすいですよ。

「SuMi TRUST CLUBダイニングコレクション」は、人気サービスのひとつです。豊富な対象レストランの中から、所定のコースメニューを2名以上で予約すると、1名分が無料になるシステムです。

更に、6名以上の予約なら2名分が無料に。上質な食事を、オトクに楽しむことができるのです。

全国各地のコナミスポーツクラブは、会員特別料金で使えますし、各地のホテルフィットネスの優待制度も充実しています。

無料の保険コンサルティングサービスや、三井住友信託銀行の口座開設や資産運用の特別サービスもあり、ライフ分野にも活用しやすいゴールドカードです。

「SuMi TRUST CLUB ゴールドカード」の公式サイトはこちら

三井住友VISAゴールドカード

銀行系のゴールドカードの中では、トップクラスの知名度を誇っているのが、この三井住友VISAゴールドカードです。

年会費は10,000円で、ウェブから申込みをすると初年度は無料になります。年会費の割引サービスが充実しているため、入会の翌年度からも、最大で4,000円の割引を受けることができます。

取得の目安年収は、500万円以上だと言えるでしょう。年収400万円ほどであれば、勤続年数は5年以上が必須と考えた方が良いです。

申し込み条件も、「30歳以上で安定した収入がある方」と、ハードルはやや高めの設定となっています。三井住友銀行が提供しているゴールドカードなので、信販系や流通系のゴールドカードよりも、審査事態はやや厳しめなのです。

もしも収入や勤続年数等に不安がある人は、下位カードである三井住友VISAクラシックカードや、三井住友VISAビュープラスカードを取得し、そこからのクラスアップを狙った方が良いかもしれません。

とは言え、このように取得が少し難しい反面、サービスや機能性はかなり充実しているハイスペックなゴールドカードです。

家族会員は1名まで無料、2人目以降も年間1,080円という安さなので、一家で利用するのも良いでしょう。

入会すると、会員専用の「ポイントUPモール」というオンラインショップを利用することができます。こちらのサービスを経由して、Amazonや楽天市場、ベルメゾンネットなどのネットショッピングをすると、ポイント還元率が2倍になります。

貯めたポイントの還元先は非常に豊富で、マイルからVISA商品券、iDバリューや各種携帯キャリアポイント、マックカードからアップルiTunesカードまで多岐に渡っているため、日常生活でも使いやすいでしょう。

更に、主要国56か所にある「VJデスク」が利用できるため、パスポートやクレジットカードのトラブル対応から、観光案内やホテル・レストランの予約までお任せ出来ます。

現地でのクロークサービスやドリンク提供、通信環境の確保やクーポン発行など、手厚いサービスが受けられるため、旅行好きの人にも喜ばれています。

また、三井住友VISAゴールドカードを持っていると、「ドクターコール24」が無料で利用できます。24時間365日、電話で健康相談をすることができるのです。

緊急時の判断を仰ぐのにも使えるため、小さな子どもや高齢者がいる家庭では重宝しやすいでしょう。

もちろん、主要空港のラウンジ利用や、提携施設の優遇サービスもあります。テーマパークや演劇公演のチケットが、三井住友VISAゴールドカード会員限定のオトクな料金で手に入りますよ。

専用ICカードを発行して、新幹線を手ごろな価格で利用することも可能です。その上、付帯保険も充実しており、ショッピング補償は年間300万円までです。旅行傷害保険は家族特約も付帯しているため、もしもの場合も安心です。

「三井住友VISAゴールドカード」の公式サイトはこちら

アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード

ゴールドカードと言えば、このアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードを真っ先に思い浮かべる人も多いでしょう。

認知度も高く、ステータスもあり、まんべんなく人気があるゴールドカードですね。年会費は29,000円で、ゴールドカードの中では、平均よりも高い金額設定となっています。

取得目安の年収は、およそ400万円から500万円以上となっています。場合によっては、年収300万円程度でも取得可能となっていますね。

申請時の条件は「20歳以上であること」だけなので、年齢や雇用条件などとも照らし合わせて審査されます。

ブランド力が強いアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードですが、実は同条件のゴールドカードと比較すると、意外にも取得しやすいゴールドカードでもあるのです。

銀行系カードよりも、審査が柔軟に行われるため、初めてゴールドカードを持つ人でも、実はチャレンジしやすいのです。

審査にかかる日数も少なく、即日で審査通過の通知が来ることもあります。場合によって審査がやや難航したとしても、2日後程度には結果が手に出来ると考えてください。

ネックになるとすれば、カード本体の発行に、やや時間がかかる点でしょう。それでも審査が終わってから、1週間から2週間ほどで手元に届きます。

アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードは、取得しやすい傾向にあるからと言って、ゴールドカードとしての利便性が低いわけではありません。

むしろ、ゴールドカードに期待する機能やサービスは、一通りそろっていると言って良いでしょう。

国内主要空港のラウンジ利用はもちろん、手荷物配送の無料サービスや、空港クロークサービスもあります。高級ホテルや旅館の割引利用や、旅行先のレジャー施設のオトクなサービスも受けられますね。

海外も国外も、旅行損害保険はとても充実しているため、万が一の際にも安心です。

更に、人気のプライオリティ・パスの発行も可能です。ゴールドカード所有者本人はもちろんのこと、家族カードにも適応されます。この家族カードも、1枚までは年会費無料で発行できます。

また、旅行以外の日常生活でも、幅広い利用が可能です。

イント還元率は1.0%が平均ですが、提携店が多く、還元率が10倍になるケースも珍しくありません。アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード会員の限定カタログやイベントもあるため、代表的なネットショッピングやカフェ、レストラン以外の還元先もたくさんあります。

もちろん、マイル交換も可能です。15社もの航空会社のマイルに交換できるため、効率良く利用できます。

初めてゴールドカードを検討している場合は、初見の年会費に物怖じしてしまいやすいですが、実は年会費分をペイできるくらい、使いこなしやすいゴールドカードなのです。

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ダイナースクラブカード

ダイナースクラブカードは、厳密に言えば、ゴールドカードではなく一般カードです。

しかし、サービス内容やブランド力はゴールドカードに匹敵しており、ゴールドカードにカテゴライズされることが多いため、今回も紹介していきますね。

カードの利用金額に一律制限がなく、世界的にもステータス値の高いダイナースクラブカードです。年会費は22,000円と、平均よりやや高めの金額です。

敷居が高いイメージがあるクレジットカードであり、審査も厳しいという印象を抱いている人が多いです。

実際に、審査条件も「27歳以上の方」となっています。その他のゴールドカードよりもやや高めの設定ですよね。年収規定は公開されていませんが、およそ400万円から500万円以上で取得可能と言われています。

公式サイト上には、「カード発行クイック診断」というシステムが搭載されています。

  • 年齢
  • 年収
  • 直近3カ月以内のクレジットカード利用実績
  • 過去1年間の遅延経験

実際に申込みをする前に、上記を記入することで、審査通過の可能性があるかどうか、簡単に確認できるようになっています。

提携サービスが多く、ポイント還元率を効率良くアップさせやすいクレジットカードですね。無制限で有効なので、がっつり貯めてまとめて使いたいタイプにも人気です。

マイル変換ももちろん可能で、ポイント交換時には15%から20%もの優遇サービスが受けられます。

空港ラウンジサービスも充実しており、国内主要空港はもちろんのこと、海外のクラブラウンジも利用できます。その数は750か所以上です。

ビジネスやプライベートで、海外移動が多い人にぴったりのクレジットカードでもありますね。手荷物配送の無料サービスや、グローバルWi-Fiの優待プランも用意されています。

緊急アシスタントサービスが、24時間365日無料で利用できますから、海外で体調を崩してしまったときや、怪我に困ったときも、すぐに相談ができますよ。

また、グルメやフィットネス、レジャーへのサービス提供も充実しています。有名料亭の代行予約サービスや、コナミスポーツクラブの特別利用、優待ゴルフプランや限定ツアー参加など、幅広いジャンルで魅力的なサービスを受けることができます。

スペックの高いゴールドカードの取得を目指している人に、ぴったりの一枚だと言えるのです。

「ダイナースクラブカード」の公式サイトはこちら

Q.「ゴールドカードは誰でも取得できるの?」

Q.「ゴールドカードは誰でも取得できるの?」
teacher
A.「審査条件はゴールドカードごとに違います。」

2000年代前半ごろまでは、ゴールドカードは年収だけではなく、雇用条件や年齢の審査がとても厳しい傾向にありました。

「満30歳以上、勤続年数5年間以上」という条件も珍しくなく、非正規雇用の人や自営業の人は、圧倒的にゴールドカードが取得しにくかったのです。

たとえどんなに高い年収を得ていたとしても、年齢が若いというだけで、審査が通過しにくくなることもありました。

しかし、近年ではこのような雇用形態や年齢による審査基準も緩くなりつつあります。ゴールドカードによっては、正社員以外の、契約社員や業務委託の人が申し込めるようになっているものもあります。

中には主婦や学生、アルバイトであっても、返済能力があるとみなされれば、取得できるゴールドカードもあるのです。

上記のように、

man
「アルバイトでも良いの?」
「主婦でも申請できる?」

と気になっている人は、審査が比較的通りやすいタイプのゴールドカードを選びましょう。

楽天ゴールドカード

楽天が提供しているゴールドカードです。数あるゴールドカードの中でも、特に審査が通過しやすい一枚として知られています。

年会費は2,160円という、かなり手ごろな設定です。そして20歳以上で安定した収入があれば、誰でも申し込むことができます。

学生や主婦の方でも、アルバイトを長く続けていたり、家族に安定した収入があったりすれば、比較的すんなりと審査が通るのです。契約社員やパート、自営業の人でも手に入れやすいゴールドカードですね。

楽天ゴールドカードを取得するための年収は、大体100万円以上と言われています。

勤続年数や雇用形態によってある程度上下はするものの、ゴールドカードの中では、やはり年収のハードルは低いと言えるでしょう。

また、これまで一般的な楽天カードを利用し続けて来た人も、ゴールドカードの審査に通過しやすい傾向にあります。
こちらのクレジットカードは年会費も無料ですね。

「楽天e-NAVI」というオンラインのサービスサイトから、ゴールドカードへの切り替え手続きが出来ます。早ければ即日で審査完了の通知が届きますから、すぐにゴールドカードが欲しい人にもおすすめです。

楽天ゴールドカードは、楽天市場や加盟店でのポイント還元率が非常に高いため、該当のショッピング施設を多く利用する人は、効率の良い利用が実現しやすいでしょう。

国内の主要空港ラウンジも、基本的に無料で利用できます。

海外旅行傷害保険は、最高で2,000万円まで出ますから、ビジネスやプライベートでの旅行が多い人でも、安心して利用できます。

カード盗難保険やネット上の不正防止システムも搭載されているので、セキュリティ面にこだわりたい人にも適しています。

「楽天ゴールドカード」の公式サイトはこちら

Orico Card THE POINT PREMIUM GOLD

Orico Card THE POINT PREMIUM GOLDは、大手信販会社のオリエントコーポレーションから提供されています。年会費は1,950円という、手軽な設定が嬉しいゴールドカードですね。

こちらのゴールドカードは、申請できるのが20歳以上で、安定した収入がある人となっています。学生は申請できませんが、きちんとした収入があれば、正社員以外の雇用形態でも、比較的審査が通過しやすくなっています。

目安の年収は、およそ200万円以上です。ゴールドカードの中では、比較的取得しやすい設定です。

銀行系のゴールドカードと比較すると、審査自体もシンプルかつスピーディ。平均して、3日から5日ほどで審査が完了しています。インターネットからのみ申し込みが出来ます。

Orico Card THE POINT PREMIUM GOLDは、ポイントの還元率が高いゴールドカードのひとつで、入会後の半年間は、更に加算倍率がアップするという特典もあります。

ETCカードの年会費が無料になるのもメリットのひとつですね。

ゴールドカードの中には、ETCカードの発行手数料が別途発生するものも少なくありませんが、Orico Card THE POINT PREMIUM GOLDの場合は手数料も発生しません。

もちろん、ETCを利用した際のポイントも加算されますから、効率良くポイントを貯めていくことが出来るでしょう。

更に、全国各地の提携リゾート施設やレジャー施設、レストランやカフェでオトクなサービスを受けることも可能です。

世界各地にも提携施設があり、ホテルや旅館は75,000軒以上、テーマパークや遊園地、美術館は600軒以上が便利に利用できるのです。

加えて、ゴールドカードならではの、各種付帯保険も手厚いですね。海外旅行傷害保険は自動付帯、国内旅行傷害保険は利用付帯となっており、救援者費用や後遺障害にも充実したサポートが保証されています。

ショッピングガード保険も用意されていますから、海外出張や旅行が多い人も、便利に活用できますよ。

「Orico Card THE POINT PREMIUM GOLD」の公式サイトはこちら

セディナゴールドカード

セディナゴールドカードの年会費は6,000円です。ウェブから申し込みをすれば、入会した初年度は無料となるのは魅力ですね。

ゴールドカードの中では手ごろな設定となっています。申請基準は「高校生を除く18歳以上」となっているため、審査基準はやや低めだと考えて良いでしょう。

アルバイトや主婦でも申込みが可能ですし、高校生でなければ、学生も取得できる場合があります。

加えて、「電話連絡が可能な方」という条件があります。セディナゴールドカードの審査を通過するための、重要なポイントのひとつです。

セディナゴールドカードでは、審査時に本人確認を徹底して行います。そのため、自分自身の電話連絡先はもちろん、勤務先や配偶者の電話番号なども、きちんと入力して申請するべきでしょう。

審査自体にかかるスピードは、数あるゴールドカードの中でも早い方ですが、電話連絡先が間違っていると、審査が滞りやすくなります。

若年層や主婦もターゲットに入っていることから、セディナゴールドカードを取得するための年収は、およそ200万円以上と考えられます。

もちろん、手に取りやすいからと言って、ゴールドカードとしてのメリットが不足している、というわけではありません。

プレミアムクラブオフサービスは、スポーツやリラクゼーション、ショッピングやレジャーなど、国内外様々な施設をオトクに利用できる仕組みになっています。

国内主要空港では、ゴールドカード会員向けの空港ラウンジが無料で利用できます。セディナトラベルデスクというサービスもあり、パッケージツアーを申し込むと、会員特別価格が適応されるのです。

旅行保険も充実していますから、万が一への安心も手に入ります。国内旅行損害保険の場合は、自動付帯なら1,000万円、利用条件なら4,000万円まで用意されていますよ。

「セディナゴールドカード」の公式サイトはこちら

イオンゴールドカード

イオングループが発行しているゴールドカードです。招待制となっているため、すぐに申込みをすることは出来ませんが、通常のイオンカードを1年間上手に使っていると、インビテーションが届くようになっています。

とは言え、この1年間のハードルも、決して高いものではありません。直近の年間利用金額が、100万円を超えており、きちんと支払いが行われていれば、インビテーションは届く考えて良いでしょう。

インビテーションの対応となるカードは、以下の通りです。

  • イオンカード
  • イオンカード(WAON一体型)
  • イオンカード(ディズニー・デザイン)
  • イオンカードセレクト
  • イオンカードセレクト(ディズニー・デザイン)

ディズニーデザインのイオンカードは、ゴールドカードでもディズニーデザインなので、ファンからの支持も厚いんですよ。

申請の年収条件は、ほとんど無いと考えて構いません。イオングループの店舗をたくさん使う、主婦層や学生もターゲットとなっています。

本人以外の安定した収入が証明されれば、専業主婦でも審査に通過することができます。アルバイトやパート、自営業であっても、スムーズに取得しやすい傾向にあります。

また、

  • 「イオンカードを使い始めてから、利用累計金額が500万円以上」
  • 「イオングループのみの利用が直近1年間で60万円以上」
  • 「イオン銀行の住宅ローンを利用」

などの条件を満たしていると、審査通過に有利になるとも言われています。このように、かなり取得しやすいゴールドカードではありますが、メリットも豊富です。

年会費は永久無料なので、気軽に持ちやすいのも魅力です。ポイント還元率は、基本的には0.5%とやや低めの設定ですが、イオングループ店舗は還元率は2倍になります。

ポイント倍増キャンペーンも多いですし、提携店舗もたくさんあります。ネットショップやレストラン、カフェなども多いため、日常生活でゴールドカードを活用したい人に向いているでしょう。

イオン店舗のラウンジも利用できます。フレードリンクサービスもありますし、雑誌や新聞も自由に読むことができます。ショッピングの休憩や、家族との待ち合わせに重宝するでしょう。

加えて、イオンゴールドカードは各種保険もそろっています。

海外旅行損害保険は、最高3,000万円を受け取ることができます。カード利用の有無は問わないため、イオンゴールドカードを支払いに使っていなくても、補償してもらえるのが嬉しいです。

国内旅行損害保険も、同じく最高3,000万円の補償があります。この場合は、旅行の支払いにイオンゴールドカードを使っていることが条件です。

そして、ショッピングセーフティ保険も設定されています。年間300万円まで補償してもらえるため、高額な買い物の際の安心も手に入るでしょう。

空港ラウンジも、羽田空港のものは利用可能です。手軽に取得できるものの、年間無料とは思えないサービスが受け取れますよ。

「イオンゴールドカード」の公式サイトはこちら

Q.「ゴールドカードの審査に落ちてしまうのはどんなとき?」

Q.「ゴールドカードの審査に落ちてしまうのはどんなとき?」
teacher
A.「返済能力が無いと判断されてしまったときです。」

どんなに取得しやすいゴールドカードであっても、審査に落ちてしまうことはあるでしょう。審査を通過しない理由はシンプルで、「返済能力がないと判断されたから」です。

クレジットカード会社側が、その判断に至った理由は、いくつかありえるでしょう。代表的なパターンを、ピックアップして紹介していきます。

収入が見合っていない

ここまで紹介してきたように、ゴールドカードはそれぞれ適切な年収があります。中には、クレジットカード会社から明記されている場合もあります。

この収入に達していないと、クレジットカード会社から返済能力を不安視されて、審査に通過しにくくなってしまうのです。

特に、ゴールドカードは一般的なクレジットカードよりは、格段に審査が難しくなるのが基本です。

もちろん、紹介してきたような審査が通貨しやすいゴールドカードもありますが、年収に関してはややシビアに判断されるものと考えましょう。

雇用形態や勤続年数に不足がある

収入が安定している正社員の方が、ゴールドカードの審査は通過しやすいです。

その中でも、企業が大きく、安定性があるほど有利です。そして長く勤めていることも大きいです。

逆に言えば、正社員であっても、企業規模が小さく、勤続年数が短いほど、審査は通過しにくくなっていきます。

また、現在は安定した収入があっても、今後続くことが保証されていない、契約社員や派遣社員、アルバイトやパートなども、審査は不利になりやすいです。

自営業は、規模や年数によって評価が変わります。正社員よりは安定性の保証が薄いため、審査の難易度は上がる傾向にあります。

年齢が見合っていない

ここまでに紹介してきたゴールドカードの中には、申請時に年齢制限があるカードもありました。審査の上で、年齢がネックになって、通過できなくなってしまうことは少なくありません。

  • アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード:20歳以上
  • ダイナースクラブカード:27歳以上
  • 三井住友VISAゴールドカード:30歳以上

が申し込み時の規定です。年齢に加えて、学生不可を設定しているゴールドカードもあります。

エポスゴールドカードは、20歳以上かつ学生ではないことが条件でした。セディナゴールドカードやMUFGカードゴールドは、18歳以上かつ学生以外という設定になっています。

また、審査の申し込み年齢には達していたとしても、年齢が不安材料になってしまうこともあります。同程度の収入と雇用形態であれば、20歳よりは40歳の方が、審査には通りやすいのです。

一方で、年齢が高すぎることで、審査通過が難しくなってしまうこともあります。60歳以上だと、返済能力の点から審査の難易度は上がる傾向にあります。

居住年数が短い

居住年数の短さがネックとなり、ゴールドカードが取得できなくなってしまうこともあります。

一か所に長く住んでいる人ほど、暮らしが安定しており、きちんとした支払いを期待しやすいのです。そこに住んで短い人は、また引っ越しをする可能性も高いとみなされるわけですね。

最悪の場合、夜逃げに発展しやすいと認識されてしまうのです。

賃貸物件に住んでいる

賃貸物件に住んでいる人も、ゴールドカードの審査に落ちてしまうことがあります。

持ち家や実家に住んでいると、夜逃げの可能性が低いとみなされやすいです。一方で、賃貸物件であれば、いざというときに夜逃げ出来てしまうと判断されてしまうわけですね。

teacher
とは言え、時代的にも賃貸物件に住んでいるからと言って、それだけで審査に通過しなくなってしまうことはほとんどありません。あくまで可能性のひとつです。

借金がある

消費者金融やクレジットカード会社から、既にたくさんの借り入れをしている人は、ゴールドカードの審査は落ちやすいです。

特に、多数の消費者金融から、多額の借り入れをしている人は、審査は通りにくいでしょう。

ただし、自動車や住宅のローンが不利になることは少ないです。持ち家や資産の評価アップに繋がるケースもあります。

近年では、リボ払いの残高が多い人も、審査で不利になりやすくなっています。リボ払いを限界まで使用していることは、返済能力が高くないとみなされやすいためです。

返済遅延を起こしてしまったことがある

ゴールドカードの審査時には、クレジットカードや消費者金融の利用歴が詳しくチェックされます。事故情報が無いか確認しています。

その際、過去に返済遅延を起こしていると、審査は一気に不利になってしまうでしょう。

中でも、「延滞」という3か月間の返済遅延を引き起こしていると、ゴールドカードはなかなか取得できなくなります。
再び支払いを滞らせる危険性があるとみなされてしまうのです。

自己破産や任意整理の履歴がある

自己破産や任意整理の履歴がある人は、通常のクレジットカードを新規で作るのも難しいです。直近10年以内の場合は、まず審査に通らないと考えて良いでしょう。

返済能力がないと判断されるため、クレジットカード会社も慎重になるのです。特にゴールドカードは、審査が厳しめになりますから、必然意的に通過は難しくなってしまうでしょう。

クレジットカードの保有枚数が多い

ゴールドや一般などのクラスに関係なく、クレジットカードの保有枚数があまりに多いと、新規発行のハードルは上がりやすいです。

自社のカードを発行してもあまり使ってもらえない可能性がありますし、利用限度額が膨らみすぎてしまうことへの懸念もあります。

まとめ

いかがでしたか?ゴールドカードと年収は、密接な関係にあることが伝わったでしょうか。

もちろん、年収以外にも審査に関わるポイントは多数ありました。提供されるサービスも、ゴールドカードによって大きく異なっていますよね。

そのため、ゴールドカードの審査を申し込むときには、

  • 年収や年齢が見合っている
  • 年会費が問題なく支払える、ペイできる
  • サービスが自分のニーズに合っている

以上のポイントに気を付けるようにしましょう。サービスがどんなに良くても、返済能力が証明できなければ審査は通過しません。

とはいっても、取得できるからと言って、ニーズに適していないゴールドカードを持っても、結局のところはただもったいないだけになってしまいます。

あなたにとってのコストパフォーマンスが良いゴールドカードを見つけてください。


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